アーティストはとりあえず名刺を作れ!っていう話。

こんにちは。HOTDOG TIMES ライターの草島叶実です。

最初ニューヨークに来た時は右も左も分からなかった私に、今までたくさんの人が色々なアドバイスをくれました。

その中でも特に教えてもらってよかったなと思うことの一つが、「名刺を作ったほうがいいよ!」というもの。

特に芸術分野で活動する人は、名刺があるとないとではやっぱり違うなあと思います。というか、ニューヨークではほとんどのアーティストが名刺を持っています。

なぜそんなに名刺が大事なのかは、主に3つ理由があります。

1, コミュニケーションのとっかかりになる!
2, つながりをキープできる!
3, 自分の活動をチェックしてもらえる!

早速、見ていきましょう。

コミュニケーションのとっかかりになる!

ニューヨークには、他のアーティストに出会う機会が、日本とは比べ物にならないくらい多いです。

ダンス公演や美術作品の個展、ジャズライブなどに行けば、そこに来ていたアーティストたちは、お互いにどんどん会話を始めます。日常生活で音楽やダンスの路上パフォーマンスを見かける回数も桁違いだし、各種アーティストが交流を広げるためのイベントも頻繁に開催されています。

出会いが溢れるニューヨークですが、黙っていては何も始まりません。特に将来的にアメリカを拠点に活動したい人は、色々な人とコミュニケーションをとることがかなり大切。

そんな時、名刺を持っていれば、初めて会う人にも話しかけやすいはずです。「Hello, nice to meet you! Can I give you my card?」と言えば、ほとんどの人はSure!といって受け取ってくれる。もし相手も名刺を持っていたら、相手も名刺をくれるでしょう。

そこから先は、どんな作品を作っているの?いつパフォーマンスするの?などなど、自然とお互いの芸術活動について会話が弾んで、楽しくなってくるはず!

つながりをキープできる!

ちょっと一回会話をしたくらいでは、名前や顔をなかなか覚えてもらうのは難しいもの。

しかし、名刺を交換しておけば、お互いの大まかな情報や連絡先は持っている状態になるわけです。それを見返したとき、あ、あのとき会ったあの人か!と思い出してもらえる確率が上がります。

さらに、自分から積極的に相手に連絡をすれば、より強いつながりをキープすることができるはずです。以前どのイベントで会った誰なのかをしっかり名乗れば、突然のメールやメッセージも怪しまれることは少ないはず。

例えば私の場合、以前ブルックリンで日本の夏祭りを楽しもう、というイベントがあり、たまたま来ていたイラストレーターの人と名刺を交換。それから1年後、彼が初めての個展をやるとの情報が入ってきたので、「オープニングレセプションで踊ってもいい?」とメッセージを送ったところ、快諾してくれました。

私にとっては少しでもこのようなパフォーマンスの機会をもらえることは、より多くの人に自分のダンスを見てもらうためにとても重要なこと。そして当日、さらに多くの人たちと知り合うことができ、またつながりが増えました。

名刺によってキープされていた一つのつながりから行動を起こせば、さらに芋づる式に人脈が広がっていくことも多いのです。

自分の活動をチェックしてもらえる!

ネットが世界中に普及したこの時代、やはりSNSの拡散力は無視できないところ。

当然アーティストも積極的にSNSで自分の活動をアピールした方が断然有利と言えます。

名刺にSNSのアカウントの情報を載せておけば、自分の活動の様子をチェックしてもらえる可能性が高まります。もし気に入ってくれたら、いいねボタンを押してくれたり、拡散したりしてくれる。そうしてあなたの活動を応援してくれるわけです。

もし相手があなたをフォローしてくれたら、その相手の友達もあなたのSNSを見るかもしれない。そして、その人もあなたのアーティストとしての活動を気に入って、応援してくれるかもしれません。

名刺を通してSNSでのつながりができれば、一度会っただけでは分からないあなたの活動を、相手やその友達にアピールし続けることができるのです。

まとめ

日本では、アーティストです、とか、ダンサーです、っていうと、「それで食べていけてる?お金回ってる?」と、まるでそんな職業で生活が成り立つわけがない、と言わんばかりの質問をされてしまうこともしばしば。学生で名刺を持っているアーティストなんてなかなかいないでしょう。

しかし、名刺を通して自分がどんなアートを創る人なのかを日頃から発信していれば、チャンスはおのずと増えていきます。

今は、オンラインでテンプレートを参考にしながら、誰でもカッコイイ名刺が簡単に作れる時代。アートの道を志す皆さんは、すぐにでも作ってみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

Kanami Kusajima

草島 叶実 (くさじま かなみ)  ニューヨークのPurchase Collegeでダンスを学ぶ大学生。ダンスやアートがもつ、言葉を超えたコミュニケーションの魅力を追求している。即興ダンスや、様々なジャンルのアーティストとのコラボが大好き。将来ニューヨークでプロのダンサーになるため、今できることは何でもするスタンス。