【路上パフォーマンス】NYのストリートミュージシャンと即興ダンスでコラボしてみた

こんにちは、HOTDOG TIMES ライターの草島叶実です。

ニューヨーク生活も三年目に突入した私ですが、初めの頃ここに来て驚いたことの一つが、路上パフォーマンスの多さ。

屋外の通りはもちろん、地下鉄の駅構内やプラットフォーム、さらには電車内で歌い出したり踊りだしたりする人も頻繁に目にします。日本のJRの車内であんなことやったら、きっと駅員さん飛んできますよ…。

中でも多いのは、音楽を演奏するパフォーマンス。しゃれたジャズトリオ、迫力のあるバケツドラム、のびやかな響きのバイオリンなどなど。個人的に、私はそういうの好きなので、時間あるときはよく立ち止まって見たりします。

そんな私ですが、今回、私もストリートミュージシャンたちの音楽に合わせて、路上で即興ダンスを踊ってきました!

きっかけ: シティでのダンスビデオ撮影

私はダンサーなので、『いつか路上で踊ってみたい!』とずっと思っていましたが、大学が始まると授業と課題で忙しく、なかなか実現することができずにいました。

そのまま迎えた今年の夏休み。ある日、バイト先の劇場のカフェが暇な時間帯になったとき、一緒のシフトだった映像制作学部の子と『シティで撮影してダンスのビデオ作ろう!』という話で盛り上がり、6月の初めに撮影することに。

そして当日。シティで撮影なので、そこらじゅう歩き回って良さそうな背景の場所があったら、その都度立ち止まって撮ってもらうわけです。当然、道端で踊ることになります。

…道端で踊る……..?

…いま私、路上でダンスしてるじゃん……!!!

途中までは、単に撮影と思っていたので、この当たり前の事実に気付かなかったのですが、そう、いつの間にか私は長い間やりたかったことを、ある意味実現していました。

街中で踊り狂ってると、色々な人が声をかけてきてくれます。スーツ姿のお堅く見えるおじさまが『You’re great! 』と笑顔を向けてきてくれたり、黒人さん3人組がヒューヒューって楽しそうに口笛吹いてきたり。それに私も反応して精一杯のキメ顔を返したりして。

こんな風に、その場でしか出会わないであろう人たちと、短いながらも一番楽しい方法でコミュニケーションが取れる。これに気付いたとき、『路上で踊るってやっぱり楽しい…!』って思いました。

ちなみに、そのシティで撮影したビデオはこちら。

路上で即興ダンス!

それから少しして、あるダンサー友達から連絡がありました。一年前、たまたま同じバレエのサマープログラムで出会った、あかりさんです。

この夏ニューヨークにプログラムを受けに行くから、一緒にご飯行ったり即興ダンスしたりしたいな!とのこと。路上でのダンス撮影で楽しい思いをしている私は、即、OKの返信。あかりさんの予定がわかり次第すぐに日程を決めました。

その日はきれいに晴れて、ダンス日和。

消火栓と踊ったり…

ベンチで踊ったり….

紫のおっちゃんがちらちら見てる感じとか、面白くて好きです。

路上ミュージシャンとのコラボ

こんな感じでセントラルパークをぶらついていると、トンネルの下で一人のミュージシャンを発見…!これは行くしかない!と、私とあかりさんは一直線にトンネルに向かいます。

ギターを弾きながら歌っていたその人は、Shawn さん。

『Can I dance with your music? (あなたの曲に合わせて踊っていいですか?)』 と訊くと、『Sure!』 と快諾してくれた。

その様子がこちら。

どことなく哀愁ただようような、すてきな曲。
音楽に導かれるように、頭で考えなくとも、体が自然に動くような感覚でした。

終わった後、連絡先を交換して、また機会があったら一緒に何かやろうね!という話をして別れました。

その後も、タイムズスクエアでアコーディオンを弾いている人を発見したので、やはり我慢できず、

ちゃっかり踊りました。

子供連れのお母さんは睨んでるようだけど、私から目離せなくなっちゃてますね。そしたらどう思われようが私の勝ちですよ。ふふふ。

まとめ: 路上パフォーマンスのここが好き!

今回、つらつらと私の路上パフォーマンス体験について書いてきました。

なぜ私は、路上パフォーマンスが好きなのか。おそらくそれは、一期一会のコミュニケーションが楽しいから。

踊ることで、私がどんな人なのか発信できる。その信号に気付いた人は、目を留めてくれる。もう少し興味がわいたら、立ち止まってくれる。面白いやつだなと思ったら、ビデオを撮ってSNSに上げてくれる。感動したら、You’re great! って声をかけてくれる。

私がパフォーマンスを見る側の時も、同じこと。

ただすれ違うだけのはずだった、一生かかわることのないはずだった人どうしが、ほんの一瞬、つながる。その瞬間が楽しくて嬉しくて、それだけでちょっと幸せになれる。だから好きなんです。

もちろん、時間がなくて急いでる時もあるかもしれない。でも、そんな時でも、『あ、今日なんかちょっといい音楽流れてるな。』とか、『面白いダンスしてる人いるな。』とか。

一瞬でいい、ちょっとでいい。面白いことを面白いって感じられる心を忘れないでいたいなと思います。

皆さんも、いろんな才能のあるニューヨークの路上パフォーマーたちに、ぜひ注目してみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

Kanami Kusajima

草島 叶実 (くさじま かなみ)  ニューヨークのPurchase Collegeでダンスを学ぶ大学生。ダンスやアートがもつ、言葉を超えたコミュニケーションの魅力を追求している。即興ダンスや、様々なジャンルのアーティストとのコラボが大好き。将来ニューヨークでプロのダンサーになるため、今できることは何でもするスタンス。