ニューヨークの地下鉄に虹色のアートが出現!プロジェクトの仕掛け人の想いとは?

6月はLGBTプライド月間!

虹色のストライプやPRIDE という文字は、ニューヨークを歩いていたら、頻繁に目にしますね!

6月も半分が過ぎましたが、ニューヨークに住んでいるみなさんの中には、今月ゲイパレードを見かけた人も多いんじゃないでしょうか?

僕も先日、近くのランドリーに洗濯しに行ったら、いつも静かな家の裏通りに人が集まっていて、ゲイパレードが行われていました。

実は、6月はPride Monthといって、LGBTsのキャンペーン月間なんです!

LGBT PRIDEってなに?

写真:Metro US

今は当たり前のように認知が広まっているLGBT PRIDEという言葉。

この言葉には、人々の性的指向や性自認に誇りを持つ必要性、多様性は特別なものであるという考え、性的指向や性自認は生まれつきのもので意図的に変えられるものではないもの、という3つの考えが結びついています。「LGBT PRIDE」と言われたり、PRIDEと省略されたりします。

PRIDEキャンペーンやゲイパレードでは必ず目にする、虹色のストライプはLGBTs(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーなど)多様な性を持つ人の尊厳と社会運動を表すものです。

ニューヨークの地下鉄に虹色の広告が出現!

写真:Instagram

“No bigotry, hatred, or prejudice allowed at this station at any time.”

『この駅では、いかなる時でも、偏見や憎しみは許されない』

先日、@PrideTrainが仕掛けるゲリラアートキャンペーンが始まりました。もともと、このキャンペーンはSchool of Visual Artsの教員と卒業生によって生まれたもので、今年のプロジェクトは地下鉄の広告に「メッセージ」が掲示されています。

このキャンペーンに際して、プロジェクトの発起人はこう語っています。

『憎悪犯罪が増えていることを知った時、私たちはこのキャンペーンをしようと思い立った。私たちはこの街を愛している。私たちは、世界中の人が良い心を持ち、LGBTsが愛されていることを知らせる必要があると思いました。ニューヨークが常に違いを認め、互いの存在の価値を讃え合える安全な空間であるべきです。』

untappedcities

写真:Instagram

またこのプロジェクトチームは、「PrideTrainのキャンペーンはLGBTsコミュニティだけでなく、嫌われたり傷ついた経験のあるすべて人のためのものである。この国の憎しみよりも、愛を大声で叫び、孤独でないことを知らせようとしています。」とコメントしています。

多様性が認められる社会へ

LGBTsが認知されるようになり、ニューヨークでは性が多様なものであるという認識は当たり前となっています。

しかし、いまだに違いを認められず、敵対視する人もいるというのが現状です。

これは、@PrideTrainのInstagramアカウントにポストされた写真。ポスターが破られ、落書きされて、メッセージがヘイト(憎悪)に満ちた文章に書きかえられています。

このポスターを見つけたキャンペーンチームは、

“Hate may win some battles, but love always wins in the end.”

『ヘイトはいくつかの戦いに勝つかもしれない。しかし、愛はいつも最後に勝つ。』

とコメントを添えて、Instagramにポストしています。

最後に

プライド月間の今月は、24日にも7th Avenue and 16th Streetでプライド・パレードが行われます。50年近く行われているこのパレードは、NYCでも一大イベントの一つです。

2018年。今の時代に多様性が認められないなんて古い。古い靴を脱ぎ捨てて、新しい社会を作っていくのは、今を生きる私たちです。

性の多様性を訴えかけていくニューヨークのLGBTsの活動を応援したいです。

ABOUTこの記事をかいた人

taito.katsumata.hoteling@gmail.com

勝俣泰斗 HOTDOG TIMES共同編集長。大学2年次に、ニューヨーク州立大学を成績不振で退学。帰国後の2年間、旅企画の引率や東京のゲストハウスの運営を経て、同大学に再入学。好きな食べ物はホットドックかと思いきや、ハンバーガー。