HOTDOG TIMES 編集部、ダンサーの草島叶実です。
ダンス界の競争が激しく、ダンスカンパニーも大小様々な規模のものが入り乱れるニューヨークシティ。その中から、私が私の個人的な基準で厳選した、アメリカを代表するカンパニーをとっても主観たっぷりでご紹介します。
歴史あるバレエカンパニー
–American Ballet Theater (ABT)
アメリカのバレエといえばやっぱりこの2つ。上品さ、気品、高貴な印象が強いヨーロッパのバレエ団に比べて、エネルギーに満ちたテクニシャンが多い、というのが私の中でのイメージ。
ちなみに、NYCBを設立したのは、かの有名なジョージ・バランシンです。バラの精やセレナーデ、放蕩息子などを振り付けた天才。一方で、ブロードウェイミュージカルの振り付けもしたことがあるらしいですよ!
歴史あるモダンダンスカンパニー
イサドラ・ダンカンが、バレエの堅苦しさがイヤになって、バレエのルール無視で自由に踊るようになって始まったモダンダンス。のちにテクニックとしてきちんとメソッド化したのがマーサ・グラハムやホセ・リモン。
(そして今はカンパニーが残っていないが、マース・カニングハムも独自のテクニックを持つ振付家として外せない。)
–Alvin Ailey American Dance Theater
モダンダンスを開拓していったグラハムやリモンに次いで頭角を現してきたのが、アルビン・エイリーやポール・テイラーなど。
いま注目のカンパニー
–Complexinos Contemporary Ballet
ドワイト・ローデンとデスモンド・リチャードソンが率いる、コンテンポラリーバレエのカンパニー。テクニックのキレは随一。
–Abraham. In. Motion. (A. I. M.)
カンパニー主宰のカイル・アブラハムは、私の通う大学の卒業生でもあるんですが、動きの流れが美しいダンスだと思ったので選びました。
知っておくべきダンスカンパニー
もちろん、他にもまだまだ、こんなにたくさん…!
–Bill T. Jones/Arnie Zane Company
いろんなカンパニーのダンスを見て、自分の感性に合う “お気に入り”を見つけましょう!
コメント